2026年5月24日

はじめに
こんにちは。川崎市麻生区、百合ヶ丘駅徒歩1分の「百合ヶ丘つだ内科心臓不整脈クリニック」です。
5月や6月は、会社や地域での健康診断(特定健診など)を受けられる方が多い時期です。後日届いた結果用紙を見て、「心電図異常」「不整脈の疑い」「要精密検査(要再検査)」という文字に驚き、不安を感じてこの記事にたどり着いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「今まで心臓の病気なんて言われたことがないのに…」 「特に胸の痛みや動悸(どきどき)などの自覚症状はないけれど、本当に病院に行くべき?」
今回は、健康診断の心電図検査で引っかかった際、どのように受け止め、どう行動すべきなのか、循環器・不整脈の専門医の視点から分かりやすく解説します。
1. なぜ自覚症状がないのに「心電図異常」が出るのか?
結論からお伝えすると、「自覚症状がなくても、精密検査は絶対に受けていただく必要があります」。
心電図検査は、心臓が動くときに出る微弱な電気の乱れをキャッチする検査です。 不整脈の中には、自分では全く自覚できない(胸が苦しくない、動悸がしない)タイプのものも少なくありません。
健康診断の目的は、まさにこうした「自分では気づけない隠れたサイン」を早期に見つけることです。「症状がないから大丈夫」と放置してしまうことが、最も危険です。
2. 健診の心電図でよくある「不整脈」の病名とリスク
結果用紙に書かれている聞き慣れない病名に、不安を覚える方も多いと思います。よく見られるものには、以下のような種類があります。
期外収縮(上室性・心室性): 健診で最も多く見つかる不整脈です。健康な人にも起こりますが、回数が多い場合や、背景に心臓の病気が隠れている場合は治療が必要です。
心房細動(しんぼうさいどう): 特に中高年以降に増える不整脈です。心臓の中に血の塊(血栓)ができやすくなり、それが脳に飛ぶと「脳梗塞」を引き起こす原因になります。早期の発見と適切な予防が極めて重要です。
完全右脚ブロック・左脚ブロック: 心臓の中の電気の通り道の異常です。これ自体は放置して良いケースも多いですが、狭心症や心筋症などの病気が隠れていないかを調べる必要があります。
3. 「要精密検査」になったら、どんな検査をするの?
「病院に行ったら、いきなり大変な検査をされるのでは…」と身構える必要はありません。当院のような不整脈の専門クリニックで行う精密検査は、基本的には体に負担のない(痛みのない)検査が中心です。
詳細な心電図検査: 健診時よりも詳しく電気の波形を調べます。
心臓超音波(エコー)検査: 超音波を使って、心臓の形や動き、弁の働きに異常がないかをリアルタイムで確認します(痛みはありません)。
ホルター心電図(24時間心電図): 手のひらサイズの小さな機械を装着し、日常生活の中での心電図を1日~1週間かけて記録します。健診の一瞬だけでは出ない不整脈を捉えることができます。
これらの検査結果を総合的に判断し、「このまま様子を見て大丈夫な不整脈」なのか、「お薬などの治療が必要な不整脈」なのかを正しく見極めます。
まとめ:百合ヶ丘周辺で健診結果にお悩みなら、当院へご相談ください
健康診断で「心電図の異常」を指摘されると、誰でも不安になるものです。しかし、早期に見つけて適切な対策をとれば、将来の重大な病気を未然に防ぐことができます。
「大病院に行くほどではないけれど、普通の一般内科で診てもらうのは少し不安…」 そんなときは、ぜひ当院にご相談ください。
当院は、日本循環器学会認定の「循環器専門医」、および日本不整脈心電学会認定の「不整脈専門医」である院長が、一人ひとりの不安に寄り添い、丁寧で的確な診療を行います。
お手元に健康診断の結果用紙(または要精密検査の案内)をご用意の上、まずはお気軽にご来院ください。
【当院のWeb予約はこちらから】 予約
監修:院長 津田泰任(循環器専門医・不整脈専門医)
