インフルエンザと新型コロナウイルス|百合ヶ丘つだ内科心臓不整脈クリニック|百合ヶ丘駅|内科・循環器

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インフルエンザと新型コロナウイルス

インフルエンザと新型コロナウイルス|百合ヶ丘つだ内科心臓不整脈クリニック|百合ヶ丘駅|内科・循環器

2025年10月26日

インフルエンザと新型コロナウイルス

急に寒くなりはじめ、テレビニュースでも報道されているように当院でも小学校~高校生を中心にインフルエンザ感染の発熱患者さまが増えてきました。新型コロナウイルスに関しましては、当院が7月開院以降、毎月発熱患者さまの一定の割合で陽性の方がいらっしゃいます。

マスクの着用や行動制限も解除され、日常はコロナ禍以前の元の生活を取り戻し、新型コロナウイルス感染症は過去のものと感じている方も少なくありません。しかし、厚生労働省のデータでは、今もなお毎年数万人の方が新型コロナウイルス感染症で命を落としていると報告されています。

新型コロナウイルスによる年間死亡率

2022年:47,638人

2023年:38,086人

2024年:35,865人

新型コロナウイルス感染症のワクチンや治療薬が普及した現在でも、年間の死亡者数は毎年3万人を超えており(日本人の主な死因第8位)、ご高齢の方や高血圧や糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方にとっては、現在でも注意しなければならない感染症であります。

2024年1月~4月のデータによると、新型コロナウイルスによる死亡者14,609人のうち14,236人(97%)が65歳以上の方と報告されております。

一方、インフルエンザによる死亡者数は、2024年で2244人と報告されており、2000年以降のデータでは死亡者数は214人から1818人と変動しておりますが、日本人の主な死亡原因の10位にも含まれておりません。

インフルエンザと比較すると、新型コロナウイルス感染による死亡者数は、約15倍です。

インフルエンザ、特に新型コロナウイルスは、ご高齢の方、基礎疾患をお持ちの方にとっては油断できない感染症です。日々の生活では、コロナ禍の時と同じように手洗いや換気、人混みを避けるなどを心掛けるようにしましょう。また、流行期前のワクチン接種も重症化予防には有効でありますので、ご希望の方はご連絡ください。

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