
一般内科
一般内科
内科は、医学において幅広い分野を担当しております。患者様の訴えから想定される疾患を考え、適切な検査をご提案し病気を診断する科です。
一般内科では、日常生活の中で比較的遭遇しやすい急性症状や慢性疾患の継続的な治療とコントロールを行っています。風邪などの感染症をはじめ、アレルギー、胃腸炎、便秘症、貧血症、内分泌疾患など幅広い分野での診察を行い、必要に応じて専門の医療機関へご紹介し適切な治療を提供できるようにする役割も担っています。
複数の症状が出ていて「何科を受診したらよいかわからない…」といった場合など、お悩みの際はお気軽にまずは内科へご相談ください。
当院では、総合内科専門医が総合診療や救急医療の経験を活かし、患者様のお身体の状態を総合的に判断し治療にあたります。
小さなお子様の診察は、総合診療医・救急医としての対応となりますので、専門性の高い疾患や急に状態が悪くなる可能性が疑われる場合は小児科専門医へ紹介させていただきます。
日常的に起こりやすい症状でも、適切な検査を行うことで重大な病気の早期発見につながることもよくあります。体調不良や健康に関して気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
37.5℃以上の発熱があり、ウイルス感染症が疑われる場合は発熱外来での対応となります。
混雑を避けるため、WEB予約もしくはお電話での予約をお願いします。
(予約がなくても診察いたします。受付時間内での来院をお願いします)
小さなお子様の診察は、総合診療医・救急医としての対応となりますので、専門性の高い疾患や急に状態が悪くなる可能性が疑われる場合は小児科専門医へ紹介させていただきます。
日常的に頭痛に悩まされている、いわゆる「頭痛持ち」の方は多く、つらくても「頭痛くらいで…」という思いから医療機関を受診せず、市販薬を服薬して対処されている方も少なくありません。頭痛を我慢することで学業やお仕事へ大きく影響し、生活の質を低下させてしまいます。
頭痛外来は、そのようなつらい頭痛に悩まれている方々のための窓口であり、様々な頭痛に対して、診察、検査を行い、その結果により頭痛の種類を診断し、適切な治療法の選択を行います。気になる頭痛、慢性的な頭痛、いつもと少し違う頭痛などありましたら、お気軽にご相談ください。
頭痛は、他に病気が隠れているのではなく、頭痛を繰り返すことが問題である慢性頭痛症(一次性頭痛)と脳腫瘍、クモ膜下出血、髄膜炎などの脳や頭部の病気などが原因で起こる頭痛(二次性頭痛)に分けられます。
急激に発症して、これまでに経験したことがないほどのひどい頭痛や手足の麻痺やしびれ、ろれつが回らない、しゃべりにくいなどの症状を伴う場合は、命に関わる疾患の可能性が高いため急いでCT検査あるいはMRI検査を受けていただく必要があります。そのような場合には至急で検査から治療まで行える脳神経外科病院を受診する必要があります。
一方、慢性頭痛は同じような頭痛を繰り返している場合であり、生命の危険は少ないことが多いといえます。代表的なものとしては、緊張型頭痛(22.3%)や片頭痛(8.4%)、群発頭痛(0.4%)があります。
緊張性頭痛は、成人の5人に1人が悩まされている頭痛です。性格的に神経質で不安感が強い人、気分転換ができない人に多く、最近では小学生から高齢者まで幅広い年齢層に認められます。
片頭痛は、頭痛の前兆がある場合やない場合があり、20〜40歳代の女性に多い頭痛です。ストレス、天候の変化、生理周期、光、飲酒などが誘因となります。症状が軽い場合は、通常の鎮痛薬での対応となりますが、症状が重い場合は、トリプトファン製剤や最近ではセロトニン5-HT受容体作動薬が用いられます。また生活に支障をきたす頭痛が月に3日以上ある場合は、予防薬の内服をお勧めします。
必ずしも全ての頭痛に対して完全に痛みが取れるような治療法があるわけではありませんが、生活習慣の改善や、使用可能な治療薬、治療法を駆使して、頭痛による日常生活などへの悪影響を最小限にするよう努めていきます。
頭痛治療薬の服用が続くと薬物の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)を引き起こす可能性が高くなるため、そうなる前に適切な治療を選択する必要があります。
咳は日常生活で最も多い自覚症状の1つです。
3週間未満で持続する咳を「急性咳嗽」、8週間以上の咳を「慢性咳嗽」、3〜8週間の咳を「遷延性咳嗽」と分類されます。急性咳嗽の原因はウイルスなどによる感染症が多く、上気道炎の後に咳が持続しますが自然に軽快することが多いです。3週間以上の長引く咳は感染症の可能性は低くなり、アレルギーが関与する咳喘息、アトピー性咳嗽、逆流性食道炎、慢性副鼻腔炎などの疾患が原因となることが多いです。
多彩な原因を鑑別するために胸部レントゲン検査、呼吸機能検査などを行っていきます。鑑別される疾患によって気管支拡張薬やステロイドの吸入が必要となります。特に咳喘息で治療不十分の場合は、成人で30〜40%の方に喘鳴が出現し、典型的な喘息となってしまうリスクがありますので、吸入ステロイドを使用しそのリスクを下げてあげる必要があります。
お腹には、食べ物の通り道である食道、胃、十二指腸、小腸、大腸といった消化管と、食べ物の消化に関わる肝臓、胆嚢、膵臓などの消化器、その他、脾臓、腎臓など多くの臓器があるため多彩な症状が認められます。
便秘や下痢などの症状と痛みの性状や場所で診断がつくものや内視鏡検査を行わないと診断がつかないものなどさまざまです。
当院では症状に応じて、腹部レントゲン検査や腹部エコー検査を行います。
胃カメラや大腸カメラの検査が必要と判断された場合は、検査可能な医療機関へご紹介いたします。
冷や汗を伴う腹痛や、痛みのためお腹に力が入り動けないなどの急激で激しい腹痛は緊急手術などを必要とする病気かもしれません。無理せず速やかに救急病院を受診してください。
TOP