
症状から探す
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発熱は、病気や感染症に反応して体温が上がっている状態で、ウイルスなどの侵入者が体内に入った時の警報のようなものです。体温を上げることでウイルスや細菌の侵食を防ごうとしています。風邪などの感染症のほか、自己免疫性疾患や悪性腫瘍(がん)などの重大な病気でも発熱が認められます。原因を特定して適切な治療を受けましょう。
頭痛の原因はさまざまです。突発的でいつもと違う急激な頭痛は重篤な疾患である可能性が高く、緊急で精密検査や治療を要する場合があります。
急な咳症状は感染症が原因であることが多いです。3週間以上の長引く咳は多彩な疾患が原因となることが多く、乾いた咳、痰を伴う咳など症状によって診断が変わります。
胸痛の原因は、心臓、肺、大血管の病気の可能性があります。突発的でいつもと違う冷や汗を伴うような胸痛は重篤な疾患である可能性が高く、緊急で精密検査や治療を要する場合があります。
咳や息苦しさを伴うような胸痛は気胸などの肺の病気が考えられます。また指で示せる範囲のキリキリする痛みは肋間神経痛などが考えられます。
胸痛の原因となる疾患には命に関わるような疾患も含まれます。適切な検査に基づいた医師の正確な診断が必要となります。
息切れは心臓や肺に負担がかかっている状態です。加齢による筋力の低下が原因となることもありますが、咳やむくみを伴う場合や胸の圧迫感を伴うような場合は重篤な疾患が隠れている可能性もあります。
普段は自覚されない心臓の鼓動を強く感じ喉から胸の辺りに不快感を感じます。規則正しい正常な脈でもストレス、血圧、カフェイン、アルコールなどの影響で動悸を感じます。突然始まり、突然止まるような動悸や脈が飛ぶ、バラバラになっているような動悸は不整脈が原因の可能性があります。不整脈の他にも貧血や甲状腺ホルモンの影響で脈が速くなる場合がありますので、適切な検査に基づいた医師の正確な診断が必要となります。
めまい、立ちくらみの症状は、一時的に血圧が下がったり脈が遅くなったりすることで脳へ十分な血液が流れなくなったために生じます。多くは自律神経の乱れによって生じる起立性低血圧や神経調節性失神による症状ですが、不整脈や一過性脳虚血発作などの疾患が隠れている可能性があります。
めまいの中でも「天井がぐるぐると回ってしまう」ようなめまいは、三半規管や小脳の病気が考えられますので、耳鼻咽喉科や脳神経外科などの専門的な検査が必要となります。
むくみは、身体に水分や塩分が溜まってしまった状態です。心臓の力が弱まってしまうと色々なホルモンの影響で身体に水分が貯まってしまいむくみを生じます。また腎臓の力が弱まってしまうと尿が造られなくなり身体に水分と老廃物が貯まりむくみを生じます。その他にも貧血や肝硬変、甲状腺機能の低下、深部静脈血栓症などの内科的な病気もむくみの原因になります。原因が多くありますので内科専門医の診察が必要です。
歩いている時に足が痛くなり立ち止まらないといけなくなる、足が冷えて血の気が引いたような色をしているなどは、動脈硬化が原因で足先への血液の流れが低下しているかもしれません。特に糖尿病をお持ちの方は、しびれや感覚の低下、傷が治りにくいなどの症状を伴うことがあります。その他、脊柱管狭窄症などの整形外科的な疾患の可能性もあります。
いびきがひどい場合や日中に眠気が強く寝落ちしてしまうなどの症状がある場合は、睡眠時無呼吸症候群が疑われます。睡眠時無呼吸症候群の方は睡眠で疲労回復ができず、日中に倦怠感を感じたり、血圧が下がりにくかったりする傾向があります。また突然眠ってしまうこともあり自動車事故などにつながる可能性もあります。
喉の渇きは、身体に水分が足りなくなった時に感じる症状です。内科的に代表的な疾患に糖尿病があります。高血糖が持続すると尿の中に糖分が排出されますが、この時同時に多量の水分が身体の外に排出されます。尿量が多くなり水分が失われるため喉の渇きを感じるようになります。
また自己免疫性疾患の一つであるシェーグレン症候群では唾液量が低下するため、口や喉の渇きを感じます。
その他の内科的疾患の症状は、腹痛、吐き気・胸焼け、下痢、便秘、頻尿、倦怠感、食思不振、不眠など多種多様であります。それぞれの症状に対して適切な検査を行い、症状を軽減するためにお薬を処方し、必要があれば専門医へのご紹介も行います。
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